おくりびと
『おくりびと』をようやくDVDで観ました。
この作品がアカデミー賞外国語賞を始め、国際映画祭で多くの賞を獲得したことに対して、僕自身が納得のいったかについては、 外国人からみた「人を葬る」風習、または死生観の部分で日本固有の特殊な側面が大きな要素として加味されているんだと思いました。
ただそれが決して「日本らしさ」でもないし、それがそのまま日本文化の一部分ではないんじゃないかと僕は思います。
映画の内容とその印象が視聴者にとってあくまで日本的であったことに受賞の理由があったんじゃないのかと少し感じました。
しかし、映画の内容もいいものでした。
ストーリーが破綻するかな。。。と少し感じていたのですが、最後は親子の人間関係に帰結させたのは正解でした。少し出来過ぎかな・・・とは思いましたけど。
表舞台にでない納棺師という仕事を通じて、親子や夫婦などの人間関係を描いた着眼は素晴らしいと思いました。
最も感じいったシーンは、殆どラストに近いシーンで主人公の妻である広末涼子が、葬儀屋に向かって
「夫は納棺師なんです。」
と言うところ。ここは感情移入できました。
広末涼子は大人の女優になりましたね。少女っぽい中に色気があります。
演技の部分は置いといて、いるだけで花があるような気がします。
出演している人がそれなりに重鎮ばかりなので、彼女のような存在は物語上、必要不可欠です。そこに彼女を持ってきたことにキャスティングのうまさを感じます。
あとは笹野高史が役柄上おいしすぎ。 良いシーンにはかならず彼がいましたね。
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