2009.10.31

おくりびと

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『おくりびと』をようやくDVDで観ました。


この作品がアカデミー賞外国語賞を始め、国際映画祭で多くの賞を獲得したことに対して、僕自身が納得のいったかについては、 外国人からみた「人を葬る」風習、または死生観の部分で日本固有の特殊な側面が大きな要素として加味されているんだと思いました。

ただそれが決して「日本らしさ」でもないし、それがそのまま日本文化の一部分ではないんじゃないかと僕は思います。


映画の内容とその印象が視聴者にとってあくまで日本的であったことに受賞の理由があったんじゃないのかと少し感じました。



しかし、映画の内容もいいものでした。 

ストーリーが破綻するかな。。。と少し感じていたのですが、最後は親子の人間関係に帰結させたのは正解でした。少し出来過ぎかな・・・とは思いましたけど。

表舞台にでない納棺師という仕事を通じて、親子や夫婦などの人間関係を描いた着眼は素晴らしいと思いました。



最も感じいったシーンは、殆どラストに近いシーンで主人公の妻である広末涼子が、葬儀屋に向かって

「夫は納棺師なんです。」

と言うところ。ここは感情移入できました。



広末涼子は大人の女優になりましたね。少女っぽい中に色気があります。 

演技の部分は置いといて、いるだけで花があるような気がします。

出演している人がそれなりに重鎮ばかりなので、彼女のような存在は物語上、必要不可欠です。そこに彼女を持ってきたことにキャスティングのうまさを感じます。



あとは笹野高史が役柄上おいしすぎ。 良いシーンにはかならず彼がいましたね。

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2007.12.30

『善き人のためのソナタ』

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション

DVDでドイツ映画『善き人のためのソナタ(Das Leben der Anderen)』を観た。

非常に良い映画。脚本が非常に印象的だった。

陰鬱とした旧東ドイツ時代の雰囲気さながらに反社会主義者と疑われる劇作家の家に、社会主義の権化である国家保安省の1大尉が盗聴することから始まり、

淡々とストーリーは進んでいくが、シーン毎のインパクトが強いので、138分の全く長さを感じさせない。

特に、ウィーズラー大尉と劇作家の恋人であり、舞台女優でもあるジーランドとの会話は決して多くはないのだが、一言一言に深みと重さがあり、バーでのシーンも尋問室でのシーンどちらも秀逸。

このシーンから彼女の女優としての本心をもっとも理解していたのがウィーズラーである。ジーランドとウィーズラーの双方の善悪と欲望の駆け引きの結果が招いた、悲劇的な別れはあまりにも悲しすぎる。

しかし、ドイツ統一後になり、劇中最後のシーンでウィーズラーがかつて盗聴していた劇作家のゲオルグの本を買うのだが、彼の最後の台詞で観ている人も言葉に表せない幸福感を感じると思う。僕はジワジワとした“感動”で体中が震えた。そのウィーズラーの最後の台詞は「この最後はこの台詞しか考えられない」と感じた。

劇作家のゲオルグ、旧体制下でしか生きられないウィーズラーはドイツ統一後、お互いに拠り所を失ってしまった。ゲオルグは最愛の恋人、ウィーズラーは“国家”だ。しかし、情報の自由化により当時は全く気づかなかった盗聴されていたという事実をしったゲオルグはウィーズラーの人としての良心に触れ、その事実を基に一冊のジーランドを失ってから初めての本を書き、また新たな一歩を踏み出す。一方で本屋でその本を手に取りかつての自分の暗号名が序文に捧げられていることを知り、ウィーズラーもまた救われ、新たな一歩が踏みだせるのかもしれない。

映画自体に派手さはまったくないが、観る者を何だかホッとさせてくれる映画だったと思う。

映画が好きな人にはぜひみてもらいたい映画です。

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2007.12.27

「バンド・オブ・ブラザース コンプリートBOX」を注文してしまう

最近、ミリタリーな書き込みが増えてて、「一体こりゃなんだ?」と思うかもしれませんが、

まぁ趣味なんでどうしようもありません。

休みなんで許して欲しいところです。

昨日も忘年会の帰りに、お酒1杯で頭が痛くなりふらふらとTSUTAYAに行きまして、何かDVDがないかと物色していたところ、「バンド・オブ・ブラザーズ」が目につきましてつい借りてみてしまったわけです。

「バンド・オブ・ブラザーズ」は「プライベート・ライアン」で意気投合したスピルバーグとトムハンクスがまたタッグを組んで、

WWⅡアメリカ軍の第101空挺師団(落下傘兵です。)の中隊の戦記をドラマ化したもので、

その戦場描写と人間描写が非常にうまくできていて、第59回ゴールデングローブ賞最優秀作品賞を受賞した戦争ドラマです。

ちなみに、この原作本は初めて読破した初めての洋書だったんですが・・・・。

そんなわけで、2,3年前に見たきりだったんで、今回また観てみるかということで酔った勢いで、そのままそのDVDを観てしまい、、

酔っていたのが原因だったのかは知りませんが、またもや左目だけから感動の涙が・・・・。

男同士の友情とか・・・、男の葛藤とか、やっぱこういうのには相変わらず弱すぎ。

そんでもって、その感動した勢いでパソコンに向かい、Amazonでそのままコンプリート・BOXを即購入してました。

バンド・オブ・ブラザース コンプリート・ボックス

・・・・・この時はお酒のせいでかなり気持ちが悪くて実際、あんま記憶がないのが正直なところ。

まだ相変わらず軍国少年だ・・・・。

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2005.11.27

五線譜のラブレター~De-Lovely

B0008EMLG4 この映画は去年、受験勉強の息抜きで観に行った「スウィング・ガールズ」の予告編で知った映画で面白そうなので観に行きたかったが、丁度受験の時期に重なり断念してしまった。今回ようやくDVDで観ることができた。

この映画は1930年から1950年にかけてブロードウェイで活躍した作曲家コール・ポーターの人生を彼が作曲したナンバーにのせて、紡ぎだしたミュージカル映画である。我々にはカール・ポーターの名前はあまり知られていないかもしれないが、アメリカでは彼の音楽は今や古典的スタンダードナンバーとして広く愛されているらしい。

僕も始め彼の名前は知らなかったが、作品中に流れる数々の劇中曲は幾つか聴いたことがあった。「ビギン・ザ・ビギン」、「Let's Do It」、「夜も昼も」などの曲は聴いてみると知っている人も多いのではないだろうか。

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2005.08.15

笑の大学

午後からDVDで「笑の大学」を観ました。

この「笑の大学」って三谷幸喜原作の舞台の映画化なのです。

これを前の大学のとき観ました。確か、西村雅彦と近藤芳正の二人芝居でした。三谷幸喜の傑作芝居の一つだと今も思っています。

この芝居はもの凄く面白くてその時の印象から映画化されて「どうなんだろう?」と興味深々になりながら観ました。

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