白衣とのしばしの別れと研修のこと
今日はAdvanced OSCEがあった日でした。
Advanced OSCEとは、シュミレーターを用いた医学手技や模擬患者さんに対して問診・診断などを評価者の前で行う実技テストのことです。
医学部4年の終わりに全国の医学部で行われるOSCEの応用編みたいな感じですかね。
Advanced OSCE自体を実施するかは医学部によってまちまちみたいですけど、うちの大学では毎年6年生が受けることになっています。
そんなこんなで、国試の勉強の合間にこんな実技テストがあるわけですから・・・・。それなりにストレスが溜まるわけですが、何とか(時には先生にいじられつつ)終えることができました。
実技に関しては、それなりに実習をマジメにやっていたこともあり、先生に褒められることも多かったのですが、医学知識面ではまだまだといった感じです。
まぁ医学的知識については、この1年で詰め込んでいくことにします。
もっともっと勉強しないといけないすね。医学手技と実技が両輪となってこその診療ですから・・・・。
そんなわけで、来年4月までは白衣を着ることはないのかな。白衣とのしばしの別れです。
来年以降は仕事着として毎日着るわけですから、感慨も特にないんですけどね。
次のイベントは7月1日から3日間にかけて行われる第1回の卒業試験です。あと10日後です。
とりあえず過去問を印刷していますが、その量の膨大さに驚いています。
うちの大学は4回の卒業試験で卒業判定が下されるのでそれなりに大切な試験です。
そうそう、来年以降の研修病院のマッチング試験の日程も明らかになってきました。
同学年のみんなもそれなりに自分の大学に残るか、それとも外に出るかでいろいろと考えているようです。
僕も卒業試験が終わったら、2,3病院見学に行こうと思います。
非常に遅い行動開始ですけど・・・・・。 付属病院の他に2,3外の病院を受けると思います。
考えていることとしては、
徹底的に臨床能力を磨くことに2年間を費やすのか、
それとも研究のことをちょっとは考えながら研修していこうか
の2点です。前者なら、有名無名を問わずEBMや診断学を重視した診療をしている(地域医療系かな)病院に行こうと思います。
まぁ現時点では母校に残るウェイトの方が大きいですけど・・・。駆け出しの頃だからこそ、EBMや診断学のことなんかを意識しときたい気もするのです。
医師として自分がそれでお金を稼いで食べていくわけだし、人生に大きなウエイト占めるキャリアのことですから、それなりに自分で納得した上でステップを踏んでいくべきなんだと思います。
そこらへんどっちをとるのかは最後まで悩みそうなので、今決断せずに、選択肢を残しつつ病院を探していこうと思います。
マッチングで自分の第一志望に行けるとも限らないしね。
明日は久しぶりにのんびりしようと思います。
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