「ガンダムは大人へのバイブル」
ガクト:「ガンダムは大人へのバイブル」
Gacktが映画「機動戦士Zガンダム3-星の鼓動は愛-」のテーマ曲「Love Letter」を3月1日に発売する。この映画は、Zガンダム映画版3部作の完結編で、過去2作でもテーマ曲を歌ってきた。全3部のサントラCD「A New Translation Review」も同日発売。スポニチ本紙のインタビューにガンダムについて「大人になるためのバイブル」と熱い思いを語った。
「1番好きな人にどういう思いを届けるかという歌。この曲は1字1句ムダがない」と言い切る。映画「Zガンダム」のテーマ曲を昨春の第1部から手がけてきたが、完結編の今回はこれまで以上に力が入る。
優しい笑顔で僕にほほ笑む君が今も変わらずそばにいる--。「Love Letter」は自身の代表的バラードで、シングル発売に当たり再レコーディングした。
ガンダムシリーズの中で85年のテレビ版「Z」は屈指の名作だが、主人公の悲劇的なラストがファンにトラウマを作ったと言われる作品。映画化に当たり「ポジティブに再構成した」という富野由悠季総監督が「Love…」を主題歌に選んだという。
Gacktは「ガンダム以前のアニメは“正義と悪”を洗脳のように押し付けるものだった。でもガンダムは“君はどう思う?”と逆に投げかけてきた。10代を苦悩して生きる子供たちの哲学。大人になっていく過程でのバイブルだったんじゃないかな」とその魅力を語る。
出合いは10代後半。「子供の頃はアニメをバカにしていた」というが、友人に勧められ、初めてビデオで作品を見た。
人口が増えすぎて人類が生活圏を宇宙に広げ、「宇宙移民」が「地球連邦政府」に仕掛けた独立戦争から始まる物語。「子供には難しい物語」だったが、勧善懲悪ではかれない展開に感銘を受けたという。
「“正義”という言葉がガンダムにはよく出てくる。現実世界でもそうだけど、それが本当かどうか誰が判断する?僕は自分の中に真実があると思っている。そして自分がやること、すべきことは間違ってはいないと思う。今の時代の人間に、正しいか間違っているかは分からないと思う」
その独特の感性がガンダムの世界観にフィットし、作品を盛り上げる
from 毎日新聞(Web版)
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