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2010.08.21

サヨナラ・・・・、劇団M.O.P

14日の朝に徳島から東京に戻ったその日の夜に、 劇団M.O.P最終公演『さらば 8月のうた』を紀伊国屋ホールにて観劇してきました。



劇団活動期間26年間のうち、その半分13年間の作品を観てきましたが、いよいよ、劇団M.O.Pの公演を観るのはいよいよ最後となりました・・・・。実際に最後の幕が上がるまでは、「これが最後か・・。」という感じは全然しなかったのだけれども・・・。


思えば、初めて見たのは関西で「KANOKO」という岡本かの子とその家族の群像劇芝居でした。その岡本かの子役だった、看板女優キムラ緑子のキスシーンに胸を打たれてからがきっかけでした。



今の劇団ではあまり“看板女優”という名称は聞かなくなってきましたが、今公演でもキムラ緑子はあくまで劇団M.O.Pの看板女優を貼り続けてくれました。僕もそういう形でのM.O.P.のラストを期待していました。


さすが、ラスト・ステージにふさわしい出来栄えだったと思います。。


横浜に係留されている寒川丸(氷川丸)と現代のラジオ番組のスタジオという大きな設定の中で話は進みます。

寒川丸では、その船が歩んできた歴史とその時代時代毎の人びとの群像劇が展開され、その寒川丸とラジオ番組をつなげるものが「別れのうた」という一つのうた。

それが最後には見事に結実していきます。そして世代を超えた人間模様もまたきれいに収束していくのです。


マキノノゾミの群像劇とその背後にある時代背景の空気感をM.O.Pの役者で見事に演じきったなぁと思いました。

その安定感は抜群です。


そして、何よりも強く印象に残ったのが、キムラ緑子を魅せる芝居だったということ。彼女の喜怒哀楽を芝居の中で思う存分に堪能できます。そして、彼女の女優としてのすごさにため息をつき、そしてこう思うのです。



「やはりキムラあってのM.O.Pだったんだなぁ・・・・。」



と・・・・・。 昔は三上市朗とキムラ緑子の掛け合いがゾクゾクした記憶があって、その雰囲気たるや言い表せないぐらいだった。今回もキムラ、三上、小市の3人だけが登場するシーンがありましたが、その役者としての存在感はキムラ緑子がやはりピカイチだった。さきの2人の俳優陣はなんだか落ち着いたなぁという感じ、一方キムラ緑子は女優としてまだまだ走り続けている感じがした。

さらに最後のカーテンコールで下手にマキノノゾミが、上手にキムラ緑子が並んで観客にお辞儀していた姿が強く印象に残りました。




ふと思ったのですが、以前に比べて、劇団という括りがゆるくなっているような気がします。

たぶん劇団という形にこだわりがあったからこそ、今回の解散に繋がったのではないしょうでしょうか。
劇団M.O.P以外でのマキノノゾミの脚本の芝居は観ていますが、やはり僕はM.O.Pで上演するマキノ作品が好きです。
この劇団でしか出せない雰囲気が確かあると思うのです。



人が集まり劇団が存在する以上、永遠に続くことはあり得ないわけで、我々は自らで記憶の中で生かしておく以外にないのです。それが芝居の醍醐味でもありますから。。。。



あとは、公演終了後に予約した、2枚のDVDがいつ届くかが気になります。

なんせ前回の公演『リボルバー』のDVDは春に届きましたから、、もっと早く届いてくれることを希望します。



サヨナラ 劇団M.O.P.
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