「スーパースター」@劇団鹿殺し
昨日は劇団鹿殺しの10周年公演「スーパースター」を観てきました。
東京の青山円形劇場で1月28日まで公演してます。
前公演の「赤とうがらし帝国」以来の公演で、個人的にはとても待ちに待った公演という気分で・・・・。
観た感想としては、劇団鹿殺しらしさだと思っていた、少しとがったアクの強さがキレイにそぎ落とされて、多くの人がしみじみと「いい話」だなぁと思えるノスタルジックな話になっていました。
ここの劇団のウリと言えば、観客を圧倒するハイテンションなパフォーマンスと歌。東京のど真ん中で体験できる関西弁とネタ。そして他とは一味違う内省的な深い脚本。だと勝手に思っているのですが、そこらへんは健在でした。
今回のハコが青山円形劇場という、やや広い劇場なので、鹿殺しの熱血系パフォーマンスが通用するのかというのが観劇前の僕の不安だったわけでした。その点は、やはり当たっていた部分がありました。公演直後は特にその天井の高さゆえに、セリフが響くし、いまいち役者さんもなかなかしんどそうに感じました。
やはり広い劇場で必ずぶつかる問題にやはりぶちあたったなぁと思ったのも無理からず・・・・。
そこであのハイテンションさで舞台と観客を巻き込めるかが重要だったわけですが、そこはやはりうまいもので、
劇場の広さゆえに出演した役者の数も多く、人数の多いダンスと合唱をとりいれたパフォーマンスはむしろ、広い劇場でしかできないことをうまく利用していました。
照明も天井が高いゆえに、その表現の幅も広がり、より演出効果を高める一因となったのかもしれません。それまでは、原色系が多い単純なプランでしたが、今回はその物語ゆえに暖色系が中心でした。
天井が高いとピンスポだけでもこれだけ魅せれるかということで僕自身も驚きましたね。
そういう意味で結論からいうと、それなり舞台負けはしていないお芝居でしたね。脚本と演出でもこれくらいの劇場でも十分通用する完成度だったと思います。
脚本をさらに演出がより膨らませることができていてとてもよかったと感じました。役者の動きとその立ち位置など「よく練られているなぁ」と感心してしまいました。演出が行き届いています。
そんなわけで、観終わっての印象としてはラストはよくわからんけどホロリと感動できました。元気をもらえる作品だと思います。こんな芝居もできるんですね。 まぁラストの歌にもってかれたという気分ですが、芝居ってそんなものです。
芝居って様々な絶妙な要素の上に成り立っているエンターテインメントです。 確かに安定感には欠ける部分もありますが、それを感じるのも芝居の面白さだと思いますね。 “芝居は生もの”ですから・・・・。
次回公演は東京芸術劇場(小ホール)だそうな・・・。
鹿殺しは今ここにきてノリにノッテるなぁという印象を受けました。 次回も楽しみにしときます。
この芝居を観たあと、、、、
今年は学生生活最後の集大成として、、演劇でも大きな花火を打ち上げたい気分になりました。
演劇人の端くれとして・・・・。
・・・・観劇後、渋谷にあるつけ麺屋やすべえで、特盛つけめん食べてきました。
完食できましたが、なかなか際どかったですな・・・・。
気分的にはすでに金曜の心持ちでしたが、実はまだ月曜だったということに気づき軽い絶望感に浸ってしまいましたよ。
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