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2009.09.12

死の瞬間

今日の午前中のことでしたが、

院内で初めて人が死ぬ瞬間というものを見ました。


死ぬ瞬間というのは心臓が止まる瞬間ということ・・・・。




arrest起こして、血圧が低下したと思ったらまた自己心拍が再開して血圧が少し戻っての繰り返し、それでも少しずつ収縮期血圧は下がっていき、生物学的機能が落ちていくのをただただ見ていました。患者さんの家族からはDNRを取っていたので、必要以上の蘇生措置は行なわず、だた傍観していると言った感じでした。



人の死は絶対に避けられないと言えばそれまでだけど、人の最期ってこんなんなんだなぁと・・・。

意外と冷めた目で見ている自分をさらに自分が観ているような不思議な感覚で、時間が過ぎていくのを待っているといった感じでした。

その場はドラマでみるような慌ただしさも、命を繋げようとする正義感も存在していませんでした。淡々とした日常に溶け込んだ一風景がそこにあるだけでしたね。



明らかに人の死に対して麻痺している自分に対してすこしばかりの違和感しか抱かなかったのが何だか歯がゆいというか。。。

いつかは自分も必ず、決して感じることはできないと思うけど、こういう瞬間が必ず訪れるということを想像してみると、なんだか不思議な気分がしてなりませんね。



その後、普通に昼ご飯を医局で食べ、午後からやるべき仕事をして。。。平素のルーチンワークをこなしていました。。。



それからそのことをすっかり忘れていて、ふと今になって思い出したのでここに書き留めておこうと思ったのです。



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