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2008.07.22

文学ト季節感。

今日は二四節気の一つで、大暑。

暑い日が続きますが、夏は暑いものなのでしょうがない・・・・。



今日は昼から近くの善福寺公園まで自転車を走らせて、ベンチで読書して過ごしました。





ここ数年、炎天下の中にうちわを片手に暑さを感じながら読書するのが僕にとっては夏気分を味わう風物詩になっています。こういう時間に余裕がある時でないと、じっくりと文学に格闘できない性分になってしまいました。



今は、日野原先生が書いた「死をどう生きたか~私の心に残る人びと~」という中公新書と井伏鱒二の「荻窪風土記」を並行しながら読んでいます。



近年になって書かれた「生き方上手」とかに比べて、今から四半世紀前に書かれた「死をどう生きたか」という本はなかなか読みごたえのある本だと思います。45年の医師人生の中で600人もの患者を看取ってきた日野原先生にとって印象に残った患者22人の最後の記録を集めたものです。先日、関西に行ったときにふと書店で見つけて、ちらと読んで即買ってしまいました。



「死ぬことが、どう生きるかを問われる最後の機会でありうる」という言葉が印象的。



個人的には夏に読まないと気が済まない作家といえば、夏目漱石と三島由紀夫だと勝手に決めつけていたりします。漱石だと、「三四郎」、「それから」と「こころ」。三島だと、「潮騒」と「豊饒の海シリーズ」は、夏になると無性に読みたくなります。
クーラーない部屋で、暑さを感じつつその作品世界を堪能するというのもなかなか乙なものだと思うのですが・・・・。

まぁ、各出版社のキャンペーンによる影響もかなり大きいのも否めませんが・・・。



そういうわけで、読書をしながら季節を感じるのもまたいいものだと思います。快適な環境もまたいいですが、日常の中で暑いということを肌身に感じることで、その季節感を味わうのもまた違う意味での快適さであり、ささやかな幸せなのかなぁというような気がします。

今年の夏はそういう感覚や風流心も養っていきたいとなんとなく思いました。



柔道での筋肉痛が慢性的になりつつある今日この頃です・・・・。

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