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2007.03.23

『官僚たちの夏』、『賢人たちの世』などなど

昨日のことですか、作家の城山三郎がなくなりました。

城山三郎は、父親が好きだったらしく、

前の大学に入学したての頃

「城山三郎を読んで男になれ!!彼の小説には男のロマンがある!!」

と意味不明なことを言われたのをはっきりと記憶してます。

そんなこんなで、ダンボール一杯の昔の城山三郎の小説をで僕の下宿先に送りつけてきました。

それから、今とあんま変わらない本ばかりを読む生活を送りました。

彼の読んだ小説をズラズラと挙げてみると・・・・・、

『総会屋錦城』

『小説・日本銀行』

『男子の本懐』

『雄気堂々』

『危険な椅子』

『落日落ゆ』

『辛酸』

『粗にして野だが卑ではない』

『鼠』

『官僚たちの夏』

『賢人たちの世』

『一発屋大六』

『硫黄島に死す』

『指揮官達の特攻』

ぐらいですか・・・・。

それはそれは読みまくりました。司馬遼太郎以来ハマった作家でした。

面白かったと思うのは、「官僚たちの夏」、「賢人たちの世」、「雄気堂々」、「男子の本懐」とかだったと思います。

当時はもっと大きな視野で仕事に没頭していたんですね。

 実在した人物を基に書く伝記小説が主だったように思います。それが、当時(20歳ぐらい)のどの様な人生を歩むか全くわからなかった僕には、彼らの生き方に感銘を受けたものです。彼の淡々とした筆を通して描かれる人物には、金儲けとかそういう小粒な目的ではなく、もっと大きい信念があり、それが生きる原動力、仕事への情熱になっていたようでした。

それを男のロマンだと思ったし、彼らこそエリートと呼ぶにふさわしい人たちなのかもしれない。

そして、何かを成し遂げるには、何かを犠牲にしなければいけないことも彼の小説から学んだような気がします。

当時考えたことは今でもボクの中ではあまり変化していないと思います。

そういう意味で、現在のボクを人格形成に大きな影響を与えた作家であることに間違いはないです。

やはり、人は年老いて消えてゆくんですね。先人たちに違うことなく・・・。

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