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2006.09.30

複雑なおもい

学校で、

「さえもんさんに『堀北真希は暗いよね・・・・。』と言ったら、キレるらしいよ・・・・。」

という不可解な噂が立っているらしいですが、その噂

あながち 間違っていない

ので

ご注意ください・・・・。







それわそうと、怒涛の一週間終わりました。

明日から二日間の休みです。純粋に嬉しいです。

木曜日のテスト&解剖実習はホンとに疲れました。

その後、芝居の稽古に顔を出していたので、帰宅したのは日にちが変わっていました。

金曜日は一日中、組織学・デー。

組織学の講義とその実習です。

その講義で少しばかり落ちこむことがありました。

この組織学で関連分野のミニ臨床講義みたいなのが最後に少しありまして、今日は泌尿器科の先生が泌尿器関連部位の進行性癌について講義してくれました。

話題が「進行性癌の分子標的治療」みたいな感じでした。

もちろん進行性癌ですから、抗癌剤感受性がとても低く、なおかつ転移が起き易く、その生存率のグラフでは13ヵ月後の生存率はほぼ0%という難治性疾患でした。

その癌腫瘍が生成する分子生物学的な機構が解明されてきた結果、癌腫瘍の形成を抑える新しい薬剤が開発され、その秦効率が上昇しているという最新の話題を話してくれたわけですが・・。

それまで、免疫療法として使われていた薬剤インターフェロンα(IFN-α)と新薬sunitinibの治療成績がグラフで示されたわけですが、その効果率6%→31%に上昇し、延命期間が平均1ヶ月伸びたらしいです。

けど、ボクが思ったのは、分子機構が分かっていてそれを標的にした最新の薬剤であるにも関わらず、31%しか効果が出なかったのか・・・・・。

という落胆にも近い思いでした。そして1ヶ月しか延命効果がなかったのも、ボクには多少ショックでした。

「1ヶ月も生きられる」と捉えるか、「1ヶ月しか生きられない」と捉えるかの違いなんでしょうし、医療の世界をしらないまだまだ青二才なわけですが、なんだか複雑でした。

確かに、1ヶ月延命されるということは、その薬剤により生きることができる患者さんもいる一方で、その効果の恩恵も得られず亡くなってしまう患者さんもまだまだ多いわけで・・・・。半分以上の人々がその効果が得られなかったことになるわけです。

そういう意味で、医療の世界と日常世界に横たわるギャップみたいなものを感じました。

ボクが感じたのは、日常の感覚によるものだったかもしれません。

けど、医療の世界では劇的な効果を挙げたことになっています。

いつかは、医療の世界からの視点がボクの感覚の多くを支配してしまうことになるかもしれないわけで、それは少し嫌なことだと思いました。

しかし、治療成績の向上という点では着実に前進を続けていることが間違いないわけで、それがせめてもの救いかもしれませんし、それを糧に皆が努力を続けているわけなんですね。

そういうことを講義を聴きながら思った次第です。そういうことを考えることができただけでも良かったと思います。

医学的に勉強して得ることが多いと感じるこの頃です。

忙しいですが充実している気がします。

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「お勉強@大学」カテゴリの記事

コメント

ほりきたかわいいよね。いま安全週間のポスターが彼女だよ。工場中に貼ってある。

投稿: hirai | 2006.09.30 08時15分

そのポスターいいなぁ。
ついついボーっと眺めて、事故っちゃいそうだけどね。

投稿: さえもん | 2006.10.01 18時43分

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