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2006.04.10

あるシステムエンジニアのぼやき

昨日、東京で働いている従兄弟がうちにご飯を食べにやってきた。

彼は中堅の経営コンサルタントのITシステムエンジニア。働いて4年目だ。

医学とは全くの畑違いかもしれないけど、以前の大学を卒業する頃はちょうどITブームで、大学の友達は殆どがそういうIT関連会社のシステムエンジニアになっていった。僕も大学院を卒業して、仮に一般企業に就職するとしたら十中八九システムエンジニアになっていたはず。

彼とはよくグダグダとよく話すわけだが、なんでもシステムエンジニアというその仕事の内容について悩んでいるらしい。4年ともなれば、一通り仕事も覚え、会社の仕組みもわかってきてひと段落する頃だ。だからこそ自然と湧き上がる疑問も抱くのだろう。

その従兄弟は現在の状況を表して今のイラク戦争に喩えた、

「オレは一通り武器の使い方をマスターした兵長(下士官の一番下の階級)。戦い方もわかった。部隊の組織も理解できた。しかし、オレは何のためにイラクで戦っているのかわからない・・・。部下からは今の戦いの目的を尋ねられるが、とりあえず目の前の敵を撃ち、自分自身を守れとありきたりのことしか言えないんだよね。」

なるほど、うまい喩えだなぁ~と関心。

彼も頭は良い人なので、今の現状を続けていくことで見えてしまう将来像がうっすらと見ええてしまったのかもしれない。彼のもらう給料はそこそこ高いのだが、お金には換えられない仕事に対する“やりがい”を求めているように感じられた。

もっと、直に手で触れることができる安心感が欲しいのだそうだ。どうしてもシステムを構築する仕事は日なたの仕事ではないらしい。そして、パソコンという虚像端末を前にして具現化できない道具を作り出す仕事にちょっと戸惑いそして葛藤している。

多分、こういうことってその仕事をやりがいにしていく上で誰もが同じような悩みを抱くんだろうなぁと思う。それは誰もがぶち当たる壁なのかもしれない。そして、人それぞれの状況に合わせて、個人個人の答えを見つけていくんだろう。

そこで葛藤すること自体が僕にとってはエライと感じる。仕事は給料云々なんかより(ちょっとは大事だとは思うけど)、仕事に対する思いなんだ。それがあってこそ、自ら手がける仕事が天職になり得ると思う。

彼はその現在の仕事を天職にできるかどうかを葛藤している。




明日から新学期。

今年は勉強に対してもっと真摯に向きあおうと思う。

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コメント

仕事なんてそんなもんだ。(by仕事7年目の伍長)

投稿: HIRAI | 2006.04.11 16時38分

階級が兵長より一つ上だね。

投稿: さえもん | 2006.04.11 20時22分

7年目だからね。いま俺事技4級。
事技1級:2等兵
  2級:1等兵
  3級:上等兵/兵長
  4級:伍長/軍曹
  5級:軍曹
主任: 曹長
課長: 少尉/中尉
次長: 中尉/大尉
部長: 大尉/少佐
副事業部長:少佐/中佐
事業部長:大佐/少将
常務:少将
副社長:中将
社長:大将

こんなところか。

投稿: hirai | 2006.04.13 14時09分

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